加川よしみつ市議は９月７日、９月議会代表質問で少人数学級や国民健康保険について質しました。
　加川市議は、１学級の上限を４０人から３０〜３５人に引き下げるとした文部科学省の計画案を示し、「国に先駆け、市独自で２０１1年度から小学３、４年生と中学2年生に３５人学級を導入すべきだ」と求めました。
　教育長は、文科省計画案を「教育条件の向上に結びつく」と評価しつつも、「現行制度では市単独の対応は難しい」と答弁しました。
　加川市議は、市が区の担当者に出した国民健康保険に関わる通知を取り上げました。同通知は、国保税滞納者が窓口相談に来た際、「守秘義務」を口実に同行者の同席を排除するよう指示しています。加川市議は、同行者の同席を拒否しながら、相談者の個室での相談希望を無視し、不特定多数がいる窓口で相談させた実例を示し、「この対応こそ守秘義務違反ではないか」と通知の撤回を求めました。
　副市長は「ばらつきがあったので、対応の統一化するための通知だ」と強調。加川市議は「滞納対策であれば、日常的に相談を受けて実情を把握している同行者を相談に同席させるほうが排除するよりむしろ効果的だ」と重ねて通知撤回を求めましたが、保健福祉局長は副市長と同じ答弁を繰り返しました。