６月議会最終日の６月２５日、日本共産党のあがつま京子市議は会派を代表して討論に立ちました。
　条例議案では、市税条例改正議案について、子ども手当の支給と合わせて、その財源のため扶養控除を廃止すること、また、証券優遇税制との関係で、非課税措置を拡大することが含まれていることからも反対しました。
　桜区新クリーンセンター建設に関わる議案は、工事請負契約が限りなく随意契約に近く、透明性・公開性が希薄なこと。建設単価がかなり高額なこと。発注方式がＰＦＩに準じるＤＢＯ方式であることから、契約期間や経費が業者いいなりになる疑念があること。ガス化溶融炉という炉形式は、安全面でも懸念があること。また「余熱体験施設」などを稼働させるための電力は大量のごみ消却が必要となり、温暖化対策にも逆行するなどの理由から反対しました。
　補正予算議案については、岩槻区役所のワッツ東館移転に関わる予算措置と外国人を社会保障制度などから閉め出す危険のあるシステム改修経費が含まれているため反対しました。しかし日本共産党を除く会派の賛成多数で可決されました。
　また、「サッカープラザ整備計画白紙撤回請願」については、委員会では不採択となっていましたが本会議の採決の結果、日本共産党、民主党・無所属の会、みどりの風などの多数で採択となりました。「義務教育費国庫負担制度の堅持を求める請願」については、教育の機会均等、安定的な教育予算の確保の見地から採択を求めましたが、日本共産党などを除く多数で不採択となりました。