日本共産党の加川よしみつ市議は６月１５日の本会議で討論に立ち、学校警備員配置について「小学校警備業務を８時間から４時間に減らし、残りの時間をＰＴＡなどのボランティアにカバーさせることにより６５００万円の予算を大幅削減させるもので大問題です。請願は市ＰＴＡ協議会はじめ、40件に及ぶものです。学校警備員導入のきっかけとなった大阪の池田小学校の児童殺傷事件の教訓を、市はどう活かしているのでしょうか？命は戻らないし、このような事件はあってはならないことです。子どもの安全・安心に万全を期すのが私たち大人の責任です」と述べました。
　また、ＰＴＡが行なった『防犯体制について』のアンケート結果を取り上げ、９３・５％の学校が「従来どおりの８時間警備を望む」と回答したことを重く受け止めるべきだと強調しました。加川市議は「これが民意であり、市民の声です。直ちに採択を主張します。」と賛成討論を締めくくりました。
　請願は日本共産党はじめ自民・公明などの賛成多数で採択されました。民主・無所属の会・みどりの風・未来の会などは反対しました。