ウィングシティ大規模開発は浦和東部、岩槻南部の区画整理事業で総事業費が約１２０１億円で、これまで市は約９６億円もの補助金を出しています。加川よしみつ市議は「多額の税金を投入する大規模開発には、なぜ７％予算削減をしないのか」と質しました。市は「市の副都心に位置づけているから」と答弁しましたが、このような大規模開発こそ削減すべきです。さらに加川市議は、浦和美園駅地下道のような税金の無駄遣いは止めて、今後は住民のための道路として生かすよう検討すべきと主張しました。
　大間木水深、内谷・会ノ谷、大門下野田などの生活密着型の組合施行の区画整理事業は推進すべきと質したところ、市は「大間木水深は平成２４年度工事建物等の移転完了を進める」と答弁しました。
　都市公園等整備事業費が約１０億円、コミュニティバス等の対策事業費が１０００万円、見沼田んぼ保全・活用など１３５７万円各々が削減されています。加川市議は、どの事業も市民にとって必要な事業であり、削減ではなく充実すべきと主張しました。