３月８日の予算委員会、保健福祉関係の審議には戸島よし子市議が、国保税の値上げ問題を質しました。今まで市は、国保税を算定する際に、調定額に上乗せするのは、未収金分４４億円だと説明してきました。しかし、戸島よし子市議は、市当局が提出した資料を基に国保税の算定について質し、�@保険税減免の経費分、�A賦課限度額（６８万円）の超過分、�B増減額などを上乗せしていることが新たに判明しました。国が上乗せを指示しているのは未収金分だけで、�@〜�Bの上乗せは自治体の判断であることを初めて認めました。このことがさいたま市の高い国保税の理由になっていることを指摘しました。福岡市は、経済不況に配慮し一般会計から特別繰り入れをし、国保料を３年連続して引き下げたことを紹介しながら、「さいたま市も市民負担増額分７億円の繰り入れを実施し値上げをやめるよう」求めました。その他に、障害者の地域生活支援事業について、国に準じて市民税非課税世帯はサービス料を無料にするよう求め、「その方向で検討する」と約束させました。