１２月議会都市開発委員会では、新都心第８―１Ａ街区の整備事業、大宮駅周辺地区都心構想推進事業に要する経費が補正予算として提案され、日本共産党は反対しました。
　「新都心」については、「都市再生機構」が求める日程にあわせ、住民の合意形成がはかられないまま「サッカーミュージアム先にありき」で推進されていること、大宮東口を含む「駅周辺都心構想」では、地元地権者や住民の意見・要望を反映させる意志と仕組みがないと判断したためです。
　議案外質疑で、あがつま京子市議は、環境問題や歩行者・自転車の交通安全のためにも路上自転車駐輪場整備を求め、都市局の見解をただしました。また、赤色回転灯の設置など公園内トイレの防犯対策の強化を求めました。
　青柳しんじ市議は、見沼区片柳小学校へ通学する沖郷地域の子どもたちのために、コミュニティバスの運用改善について質しました。区役所への足確保という基準でスタートしたコミュニティバスに「福祉」の要素、子供を事故から守るという「安全」「教育」の観点を取り入れることを求めました。
　また、大宮駅東口のエレベーター設置場所について、南口になった経緯について質し、合わせて、乗降客の多い大宮駅だけに１基でとどめず、増設することも求めました。