議会報告
総務委員会
被害の大きさを偲ぶ、旧山古志村(長岡市)と新潟市を視察
総務委員会が去る10月25日・26日の2日間にわたって行政視察を行いました。党市議団からは、とりうみ敏行市議が参加しました。
1日目は、04年10月の新潟県中越沖地震で甚大な被害を受けた旧山古志村を訪れ、山古志地区復興推進室の星野主任から復興の現状について伺いました。国の激甚災害対策事業による復興が進んでいますが、現在も80世帯が長岡市内の仮設住宅での生活を強いられています。被災当時は、村民の9割が村へ戻りたいと希望を持っていたようですが、現在の見通しでは7割程度になりそうとのことでした。山古志にはこれといった仕事も無く、住宅再建にも国や自治体の支援が無いため、豪雪地帯の山古志に戻れず、長岡市内に落ち着く方が増えているようです。すでに、被災当時の面影はほとんど見られませんが、復興工事現場の様子から、被害の大きさが偲ばれました。山古志の経験をさいたま市にどのように生かすのか、研究が求められます。
2日目は、新潟市においては、職員の不正を見逃さず、内部告発のルールを条例化した「コンプライアンス推進事業」について視察させていただきました。
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