議会報告
教育市民委員会
静岡市・小中学校の校舎耐震対策、江東区・学校選択制を視察
教育市民委員会は17日静岡市に、18日に東京都江東区へ視察に行きました。
静岡市では、小中学校の学校耐震対策を視察しました。小学校(85校)の耐震化率は
93.5%、また中学校(42校)では94.1%の状況です。今後の耐震整備計画で、平成21年度末までに完成予定とのことです。
さいたま市の校舎耐震化率は小学校で41.8%(19年度末見込み)、中学校で52.9%、完了時期は平成27年度予定となっており、静岡市と比べると大変遅れを取っています。
江東区では、特色ある学校づくりと学校の活性化を促進するためとして、平成14年度から学校を選択できる、小中学校の全域・学校選択制を実施しています。今年度の学校選択率は小学校で19.6%、中学校では36%で、その特徴は、部活が活発な中学校に人気が集中しているとのことです。
弊害として、マンモス校になる学校が出る一方、生徒が集まらない学校もでてきます。また、学校と自治会、子ども会活動など、地域との関係の希薄化が懸念されています。さいたま市では今後、実施予定はありません。
委員会視察には、山崎あきら、戸島よし子の両市議が参加しました。
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