保健福祉委員会は、研究テーマを「子育て支援施設」とし、姫路市と大阪市を、１０月１５日、１６日の２日間の日程で視察しました。
　姫路市「すこやかセンター」は、健康づくり機能と、「老人福祉センター」、「子育て支援センター」が併設された複合施設です。健康づくり施設は有料ですが、１６歳未満、６０歳以上及び障害者の方は、それぞれ半額（１回２５０円、１ヶ月２，５５０円）で利用でき、専門トレーナーも配置されていました。また、全市域の市民が利用できるように、学校区ごとに無料バスを出すなどの工夫がされていました。
　「キッズプラザ大阪」は、子どもが遊びをとおして学習できる博物館的な施設です。中央に巨大な室内アスレチックが配置され、科学コーナーには自転車を漕いで静電気を発生させる装置や等身大のシャボン玉をつくる装置、文化コーナーには民族衣装に着替えたり楽器を奏でたりしながら、世界の国々の文化を学べる部屋などが設けられています。
　年間利用者が２８万人を超える大型施設ですが、飲食店を併設せず、隣接した商店街の活性化にもつなぐ施設となっていました。
　この視察には、斉藤まき市議が参加しました。