１５日本会議で、閉会中審査された「３０人学級の実施」「乳幼児医療費無料化制度の所得制限の撤廃」などの請願に対する委員長報告、採決が行われました。いずれも日本共産党は採択を主張しましたが、自民党、公明党、さいたま21などが採択に反対したため不採択となりました。
　戸島よし子市議は「昨年９月議会で自民党議員が代表質問で初めて少人数学級の導入に言及し、『低学年での教育効果は認められる。段階的に導入する』という教育長答弁があった」とし、「３０人学級を求める請願に添えられた署名は４万３５５７筆で合併以来２０万筆を超えた。市議会が市を後押しすることが求められている」と主張。また乳幼児医療費無料化制度について「所得制限で１万６千人がはずされている。すべての子育て世代が利用できる制度に」と述べました。
　見沼区選出の自民党議員は「少人数学級の導入を市が検討しており（あえて請願を採択する必要はないので）不採択」と主張、市民の願いを退けました。