９月議会の総務委員会には、来年度から市役所のコールセンターを設置するための予算が提出されました。
　コールセンターは、従来の交換業務に加えて、コールセンターのオペレーターが市民からの問い合わせに担当課にまわすことなく、その場で対応することを目的にし、電話のたらいまわしという状況をなくそうとするものです。
　質疑では、「業務を行うのは民間業者でありプライバシーが守られるのか」「最初に請け負った会社が業務を独占することにならないか」などの意見が出されました。
　プライバシーに関わる相談業務などは、コールセンターは行わないこと、契約上守秘義務を公務員同様に行うこと、コールセンターのシステムは市の所有になり他の業者もそれを使って業務できるので競争性は保たれると答弁されました。
　今後市民のプライバシーの侵害がないようにすることや委託経費に比べての効果はどうなのか良く見ておく必要があります。