儲け追及する民間企業では 市民サービス低下する
戸島よし子が反対討論
　教育市民委員会が６月１４日開かれ、議案審議と議案外質疑が行われました。日本共産党は、さいたま市の保養施設のホテル南郷（南郷荘）・しらさぎ荘・見沼ヘルシーランドを市直営から民間会社に管理運営を指定する条例の改正に反対しました。いずれも運営の赤字を理由に、経費の削減を図るため民間に丸投げするもので、「保養所は市民の健康の増進、福利向上のための厚生施設であり、儲けを追求する民間企業では食事の質の低下や利用料金の値上げなどにつながる懸念があり、市民サービスの低下につながる」と言う理由からです。また、ヘルシーランドは県基準の３倍のレジオネラ菌が検出され、営業を停止している最中でもあり、市が責任を持って運営していくことが重要だと指摘しました。
　議案外質問では「学校トイレの改修」と「特別支援学級」について取り上げました。学校トイレ改修必要校は、小学校８５校・中学校４１校あり（改修率は小学校で１９％、中学校で２５％）、改修実績がＨ１８年度０、Ｈ１９年度小学校３校・中学校１校という状況を指摘しながら、改修計画を明らかにするよう求めました