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ポンプ場の視察をするもりや千津子市議(右端) |
8月22日の台風9号はさいたま市内にもさまざまな傷跡を残しました。南区の一部地域では、汚水がマンホールなどから逆流して流出するという、不衛生で異常な事態が発生しました。とくに藤右衛門ポンプ場付近での被害が大きいことから、もりや千津子市議が担当課にポンプ場施設について事態の説明を求めたところ、台風当日にポンプ場内ゲートが故障したとの説明がありました。
これを受け、8月31日に藤右衛門ポンプ場の視察をおこないました。当日は南部建設事務所や下水道部担当課、委託を受けて施設の管理・運営に当たっている事業者などが案内、説明をおこないました。
故障したとされるゲートは2基。8月7日に1基が故障し、残りの1基が稼働していましたが、その1基も台風時に故障して機能しなくなったものです。視察では、ゲートを操作する部屋では、担当者から故障時にクレーンなどでゲートを開けようとした経過などの説明も行われました。
市内には富士右衛門ポンプ場を含め中継ポンプ場は19カ所あります。施設の維持管理は民間事業者にゆだねられていますが、今回の事故はあってはならないものです。党市議団は引き続き事故の原因の究明と再発防止に向けてとりくみます。