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市発表の資料より |
5月16日、市は今年4月の保育所待機児童数を24人(前年比71人減)と発表しました。しかし同じ発表資料のなかで、保育所入所を申し込んでも入れなかった不承諾者数は1863人(前年比48人増)となっています。なぜこれほど大きな差が生じるのでしょうか。
不承諾者のうち、認可外保育所などに686人が入所していますが、それでもなお1200人の子どもが残ります。
厚生労働省は、育児休業中や、自宅で求職活動中、特定の保育所等のみ申し込んでいる場合は「待機児童に含めない」としています。しかし、いずれも認可保育所に入れなかったことには変わらず、この定義は問題です。「待機児童数」が実態を表していないのは明らかです。
党市議団は、不承諾者数を基準に、申し込み数も毎年増えていることを考慮して、認可保育所の施設整備数を大きく増やすことを求めています。