市政情報
【予算シリーズA】土木費793億円 開発関連は聖域扱い
新年度予算のうち土木費は793億円、予算全体の16.9%を占め、あいかわらずの土木王国です。そのうち開発関連予算は354億円。2都心4副都心関連だけで146億円です。浦和駅東口の開発がほぼ終了し、大宮駅東口開発がいよいよ本格的に展開します。大宮駅周辺戦略ビジョン計画の一環で、大宮駅グランドセントラルステーション化構想の実現に向けた大宮駅の大改造、大門町2丁目再開発、西口再開発などが同時進行で進められます。
一方で市は、「高齢化の進展による生産年齢人口の増加が見込めず、納税義務者数の伸びの鈍化が予想されて大幅な増収は見込めない」と将来を見通しています。税収減少社会を見据えて市政運営の軸足をどこに置くのか。地方自治法の第一条の二は「地方公共団体は、住民の福祉の増進を図ることを基本として、地域における行政を自主的かつ総合的に実施する役割を広く担うものとする」と定めています。
党市議団は、市に対して、地方自治体の本来の役割を発揮する立場で「予算組み替え」要求を提案しました。
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