市政情報
陸上自衛隊大宮駐屯地
毒ガス製造 防衛省認める
陸上自衛隊化学学校(さいたま市北区日進町、陸自大宮駐屯地所在)が、サリンやタブン、VX ガスなど殺傷能力が高い毒ガスを製造・管理していることが分かりました。事故・災害時の周辺住民の安全にかかわる重大問題です。7月2日に日本共産党の塩川鉄也衆院議員の聞き取りに対して、防衛省が認めました。神田よしゆき市議が同席しました。
1997 年に発効した化学兵器禁止条約はこれらの物質の製造・使用を原則禁止としましたが、研究・防護目的の製造は例外扱いとなっています。防衛省は「毒性から人の身体を守る方法に関する研究のため」と説明しています。
84 年に日本共産党国会議員団が防衛庁(当時)に化学兵器の有無について聞き取り調査をおこなった際、同庁は製造・保有を否定しています。
市民への説明はなし
塩川衆院議員は「政府は製造量などを国際機関である化学兵器禁止機関(OPCW)に報告しているといいますが、その情報は開示されていません。災害時の安全対策を担保するためにも、政府は最低限、管理の実態について国会・地元自治体に説明する責任があります」と語っています。
党市議団としても、市民に説明責任を果たすよう、国、市に求めていきます。
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