日本共産党さいたま市議団

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高すぎる国民健康保険税
1人1万円引き下げできます

 国民健康保険税(国保税)の加入世帯は、所得200万円未満が7割を占めています。負担が大変重くなっており、「どうしてこんなに高いのか」と悲鳴が上がっています。
 市の財政から国保会計への繰入金が4年前は61億円でしたが、今年度(2013年)は12億円に急減しています。その分が加入者の負担になっています。市全体の財政は黒字であり、繰入金を減らすことに道理はありません。
 さいたま市の国保会計も黒字です。市は黒字分を国保基金に積み立て、昨年には68億円にも達しました。本来なら加入者にとりすぎたとして返すべきです。ところが市は国保基金から国保会計に繰り入れ、上記のように市の財政からの繰入金を減らしています。
 さらに問題なのは、国保会計に対する国の負担割合が1980年代には50%あったものが、2013 年度予算では19%にまで6割も削減されました。その分、国保加入者の税負担が増えています。
 市の財政からの繰り入れ、国の負担をそれぞれ元に戻せば、国保税を大幅に引き下げることができます。新座市では2年連続で引き下げています。
 党市議団は、国保税の1人1万円引き下げを求めています。必要な予算は31億円であり、市の豊かな財政を使えば実現できます。
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