現市長は、「行財政改革」として、職員を減らしてきました。5 年前に比べ、市役所本庁の正規職員数は489 人減少しました。特にこの3 年で300 人減っています。政令市で比較すると(グラフ)、人口あたりの職員数は2 番目に少ないのが本市の実態です。
市が実施した職員アンケートで前の年に比べ仕事が増えたと64%が答えています。過労死ラインを超える年1000 時間を超えて残業をする職員は昨年度79 人もいました。
南部都市公園管理事務所で不適正な事務処理が問題になり、議会の調査が続いていますが、証人喚問・参考人聴取のなかでも人手不中、今年度から区役所の窓口業務を民間委託するなど、「改革」と言いながら、市の責任をさらに投げ捨てています。
無理に少ない職員で行政を行おうとすれば、ますます住民サービスを削らざるを得ません。必要な人員は確保してこそ、住民サービスを充実させることができます。