教員あたり児童・生徒数は政令市中ワースト1
さいたま市は小・中学校とも、教員一人あたりの子どもの数が、政令市中もっとも多くなっています
(グラフ)。子どもたちにゆきとどいた教育をするうえで、改善すべき課題です。
もっとも必要な施策は少人数学級です。市も「一人ひとりに目がゆきとどき、個に応じたきめ細かな指導を行ううえで有効」と認めながら、市独自で行うことには後ろ向きの議会答弁を繰り返していることは問題です。
毎日新聞の調査で、「現役教師の約7 割がいじめへの対応に『時間が足りない』と感じている」(11月21日)と報道されています。少人数学級は、教員の負担を軽減し、子どもと接する時間を確保する後押しになります。
学習指導と生活指導の両面から、30 人学級を市独自で実施するよう党市議団は求めています。