さいたま市の待機児童数は毎年減っていますが、実際には申し込んでも入園できない不承諾数は1769 人にもなりました
(表1)。
これほど差が出るのは、ナーサリールームや家庭保育室などに入所した子どもは待機児童にカウントされないからです。
不承諾数は5年前に比べてむしろ増えました。認可保育園に入りたくても入れない子どもが増えているのが実態です。
さいたま市は就学前の子ども人口に対し、保育所定員数が政令市のなかでも最少です
(表2)。認可保育園を倍に増やしても京都市より少ないのが現状です。ところが市は公立認可保育園をまったくつくろうとせず、民間まかせです。
親の願いにこたえ、待機児童解消を解消するために、市が責任をもって公立保育園を増やすことを党市議団は求めています。