定例の農業委員会地区審議会が２月４日開かれ、青柳しんじ市議が出席しました。
　議案のほかに、当日配布資料でＡ４版１６頁オールカラーの立派なパンフが入っていました。
　農地転用や土地改良等に関連する議題をひととおり終え、最後が「その他」議題。ここで、事務局職員からパンフの説明がありました。
　パンフの表題は「反対！ＴＰＰ！日本の農業・農村を守るために」で、編集・発行は、全国農業会議所です。農業関係者ではＴＰＰは重大な関心事ですから、関連資料が配布されるのは当然ともいえますが、明確な意思が前面にでたパンフですから、少々驚きました。職員から「全国１千万署名をめざし、３０人分の署名用紙が後日届くので、各委員２０筆を目標にとりくんでほしいといわれています」と署名集めの依頼でした。
　委員からは、それだけの署名を集めるには、説得力のあるこのパンフが人数分ほしいと要望が出されました。それだけのパンフはないので、同様の記事の載った「農業新聞」を届けるということで、了解が得られました。
　新聞、テレビでは菅内閣をけしかけるように「ＴＰＰ参加当り前報道」があふれていますが、現場では巨大な反対運動が起きていることを実感しました。