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住宅地で26年間違法操業の生コン工場
市が住民説明会開く
加川市議、あがつま市議が出席

 さいたま市緑区三室の住宅地で、生コンクリート工場の違法操業による騒音・粉塵被害に長年苦しむ住民たちが、いつまで放置するのかと市に説明を求める会合が23日、現場近くの公民館で開かれました。
 同地域は建築条件の厳しい「第一種低層住居専用地域」に定められ、本来は工場を建てることができません。住民は「環境を守る会」をつくり、工場、市や警察へ働きかけてきましたが、工場や出入りする大型車両による騒音や粉じん、渋滞や交通事故の危険など無法状態が続いています。
 住民説明会には市の担当者が顔を並べました。
 市側は「建材会社から、3年をめどに移転するとした誓約書が提出された。できるだけ早く工場が今の場所からなくなるように、指導を強めていく」と説明しました。『3年後に移転』を認めたら、逆にその間はやりたい放題にならないのか」「何度も市が指導したが改善しない。会社は本当に約束を守るのか」と住民から次々声があがりました。
 市は「3年待たずに移転するようにしていく」と繰り返しました。
 日本共産党の加川よしみつ市議(緑区)、あがつま京子市議(大宮区)が出席し、厳正な対処を求めました。
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