12月議会*文教 臨時的任用教員の割合 3 年で10%以下へ
文教委員会で議案外質問をおこなう松村としお市議
12月10日、文教委員会で松村としお市議は臨時的任用教員(臨任教員)の割合が多くなっている問題についてとりあげました。
松村 昨年度と今年度、教員が妊娠や病気などで年度途中に臨任教員と替われずに1 カ月以上空いてしまったケースはいくつあるか。
市教委 2017 年度は17 件、2018 年度は11 月末までに17 件。昨年度、今年度とも最長で3 カ月配置できなかった。
松村 空いた分のフォローは現場にとって大変。日常的に臨任教員を多く採用してしまっているのも問題だ。教員に占める臨任教員の割合(臨任率)が年々増えて、昨年度は14%になった。臨任率を下げる方向は示されているが、具体的な数値目標を決めて採用しないと改善できない。
市教委 おおむね、3 年間の間に10%を切ることを目標にしたい。今年度の採用見込み数も増やす。
昨年の松村市議の質問に対し臨任教員の割合を下げる方向が答弁されましたが、今回はじめて具体的な数字があげられました。また松村市議は、教員の年齢構成で40 代が極端に少ない現状を明らかにして改善を求めました。