2018年12月10日|委員会|
12月議会*総合政策 特定業者への偏った発注を是正すべき
総合政策委員会で議案外質問をおこなうとりうみ敏行市議
12月10日、とりうみ敏行市議は総合政策委員会で小規模修繕業者登録制度について質問しました。
小規模修繕業者登録制度は、100 万円以下の小規模な修繕について、市内事業者への受注機会の拡大と、地域経済の活性化をはかる目的で2004 年から実施されています。
市の資料によると、登録者数は、2013 年143 者、2014 年153 者、2015 年142 者、2016年149 者、2017 年119 者で、決して多いとはいえない状況です。
しかも、この制度で仕事を受注している業者が特定の事業者に偏っていることが質疑で明らかになりました。
とくに重大なのは、2013 年度以降5 年間にわたって受注件数第1 位がB 者、第2 位は4 年間連続H 者、第3 位も4 年間連続C 者ということです。2017 年度は受注した小規模登録業者65 者に対し、上位5 者で受注件数の49.8%、受注金額の26.3% を占めています。
この偏りについて市は、「迅速な対応が期待できる相手方となってしまったという結果」として、改善の意思は示されませんでした。とりうみ市議は、偏りをなくすためにも、発注窓口の一本化と発注率向上のために数値目標を持つよう、市に強く求めました。